confeito 第16号(2010年9月1日発行)より
隣国と日本の将来
営業部 薄葉 徹
ここ数年、経済情報番組等で中国の経済が大変な発展を遂げたことを報じているのを目にします。特に都市部は、かつての中国のイメージとは大きく変わったと言えます。便利さ、物質的な豊かさを知ってしまった中国の勢いは、今後我が国にとって脅威となっていくでしょう。
その脅威の一つとして日本企業の買収が挙げられます。大手企業から見放された日本の中小企業を、技術者やノウハウまでそっくり中国が買収しているのです。これは本来の日本人の持つ感覚にはありえなかった事でしょう。また、ナイキが「HIKE」、アディダスが「adidos」のように、ブランド品のコピー商品が堂々と売られているというのも事実です。これらは中国のしたたかさの表れと言えるでしょう。
最近ある得意先で「中国から突然仕事のオファーが来て、中国へ招待され、視察旅行をして来た」との話を耳にし、テレビで何気なく見ていた出来事が自分の身の回りでも実際に起きていることに驚きました。中国は、こんなに身近な地方都市の企業へ直接交渉に来るまで迫ってきているのです。
このことから、中国は宇都宮だけでなく全国を見渡して可能性のある企業を訪れ、交渉を進めていることが予想されます。このままでは、中国に日本の高い技術力の多くをコピーされていってしまうでしょう。
今後中国の存在が、ますます我々や次世代の人々に大きく影響を与えることが予想されます。これは今までの日本が大手企業を優遇し、中小企業の存在を軽視してきた結果ではないでしょうか。明るい日本の将来のために、今後中国とのかかわり方を考えていく必要があると思います。
